断熱、気密とは?【暖かい家を建てるための断熱と気密】

こんにちは。ととです。今回は断熱と気密について考えていきます。

皆さんは断熱、気密をどこまでご存知でしょうか。「断熱がよければ暖かい家のイメージ」「気密は知らないなぁ」っていう人が多いのではないでしょうか。

いきなりですが断熱についての知識度チェックです。「断熱等級最高ランクの家なので暖かいですよ〜」って営業マンに言われたらどうですか?

 

・・・

 

答えはノーです。

「断熱等級はよく分からないけど、最高ランクなら暖かいんでしょ」って思った方ぜひこの記事を最後まで見てください。実は断熱等級4級では暖かい家にはならないんです。

こんな人におすすめです。

 ・断熱性能をどこまで目指せばよいか分からない人。
 ・断熱等級4級じゃだめなの??って思った人。
 ・気密性をどこまで目指せばよいか分からない人。
目次

目指すべき断熱・気密の目安

サクッと結論から。暖かい家を建てるための目安です。

・断熱はHEAT20が定めるG2グレードを推奨!
・気密はC値0.5以下を推奨!
それではそれぞれの説明をしていきますね。

暖かい家を建てるために断熱にこだわろう

断熱とは

 

断熱性能が高いと暖かい家になります。これはなんとなく分かりますよね。「家の壁に断熱材をいれて断熱性能を高めるんでしょ」って感じで。断熱性能について、ちょっと詳しく説明すると、

断熱性能が高いと、

・家の熱が外に逃げにくい。
・外からの熱を家の中に伝わりにくい。

 

少し分かり辛いですよね。。。。要は、冬は家の暖かい温度を逃さず、また、冷たい外気の影響を受けにくいので、暖かい家になります。そして、夏は家の暑い外気の影響を受けにくく、涼しいままの家にすることができます。

断熱性能を上げることは、冬にも、夏にもいいことだらけなんです。実は断熱性能を上げることは夏には不利に働くこともあります。これについては別の記事で解説します。

断熱性能を表すUa値とは

「暖かい家」を建てるためには断熱性能をどこまで目指せばよいでしょうか。実は断熱性能を表す指標としてUa値があります。この数値をみて、断熱性能の良し悪しがわかります。

 Ua値(外皮平均熱貫流率[W/m2K])
 = 家の外へ逃げていく熱量/家の外に触れている面積(壁、窓、床、天井など)

 

式で書くと分かりにくいですが、Ua値が小さいほど家の外へ逃げる熱量が小さい=断熱性能が高いといえます。では、Ua値は具体的にいくつを目指せば暖かい家となるのでしょうか?

次世代省エネルギー基準について

一つの目安として、国が定めた「次世代省エネルギー基準」という指標があります。が、これがやっかいです。地域ごとに分けられて目指すべきUa値が記載されていますが、そもそもこの基準が定められたのが1999年とかなり古いものです。

もともと、1980年に定められた省エネルギー基準が始まりで、1992年、1999年と2回の改訂があったようです。それ以降はありません。1992年に定められものを断熱等級3級、1999年に定められた「次世代省エネルギー基準」が断熱等級4級となります。

 

では、最高ランクの断熱等級4級をクリアすれば暖かい家がとなるのでしょうか?

専門家が書いた書籍などを読んでいると、冒頭にも書きましたがどうやらそうではないようです。

HEAT20とは

「国が定めてた基準がだめなら何を見ればよいのか」ってことで、当ブログがおすすめするのが、HEAT20が定める基準です。

「HEAT20って何?もう記事読みたくない!」ってなりますよね。すみません。素人で知ってたら断熱オタクの領域だと思います。ちょっとずつ解説しますね。

 

HEAT20は「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」たるものです。「いやいや、もう2020年過ぎてるし」って言うのは勘弁してください。すみません。でもこの委員会のメンバーがすごいんです。そこまでは興味ないですよね。

話を戻すと、暖かい家を建てるためには、HEAT20が定める基準のG2グレードを目指すことをおすすめします。(さらっと書きましたがG2グレードはお金のハードルは高めです。)お金はないけど、断熱性能をG2グレードにしたい!!って人はぜひこの記事を見てください。家づくりの概念が変わります。

推奨グレード 地域区分
1 2 3 4 5 6 7
HEAT20 G1 0.34 0.34 0.38 0.46 0.48 0.56 0.56
HEAT20 G2 0.28 0.28 0.28 0.34 0.34 0.46 0.46

参考:20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会

しかし、断熱性能をHEAT20のG2グレード以上にしても、まだまだこれだけでは暖かい家になりません。断熱とセットで考える必要があるので気密です。

断熱性能だけではなくて気密性もこだわろう

気密とは

気密とは、いわゆる家のすきまのことです。

気密性が高い=家のすきまが小さい
気密性が低い=家のすきまが大きい

 

冬の実家って寒くなかったですか?私の実家はどこからともなく風が入ってくるし、めっちゃ寒かったです。えっ、ほぼ外やん!!ってよく思ってました。今思えば、結局のところ気密性がよくなかったんだと思います。

気密性に関しては気密等級のような言葉はありません。しかも、大手ハウスメーカーのホームページなどにもあまり記載されておらず(記載されているメーカーもあります。)、私たちが意識して自分の家がどの程度の気密性を目指すのかを考えなければなりません。

気密性のC値とは

「暖かい家」を建てるためには気密をどこまで目指せばよいでしょうか。気密性を表す指標としてC値があります。この数値をみて、気密性の良し悪しがわかります。

 C値(すきま相当面積[cm2/m2])
 = 家全体のすきまの合計[cm2]/建物の延べ床面積[m2]

 

分かりにくいですが、C値が小さいほど家のすきまが小さくて良いです。ではどこまでC値を小さくすればよいでしょうか?これに関しては前述のように気密等級など定められた基準はありません。

結論から言うと、「暖かい家」を建てるために、当ブログでおすすめするC値は0.5以下です。

 

かなりきついと思います。住宅会社によってはそれは出来ないと断られるかも知れません。「いやいや、そんなとこまで目指さなくても暖かい家は建ちますよー」って言われても、「そんなもんかな」って絶対思わないで下さい。

C値を小さくするには、家づくりの技術力が必ず必要です。C値を小さくできないのは技術力がないからです。そんなとこまで目指さなくても大丈夫なのではなく、目指せないケースが多いと思います。

C値は実測する。

C値は実測してもらいましょう。営業マンに「C値は実測してもらえますか」って聞いてみてください。その答えによっては住宅会社を変えた方がいいかもしれません。

 

「工務店 C値 実測」などで検索すれば、実測してる住宅会社は必ずと言っていいほど、ホームページ内の実測した様子や結果をブログに載せてます。しかも、値も〇〇が出ました!なんて書いてますので、このくらいはC値を出せるんだなぁとひとつの目安になると思います。

 

C値は実測してもらって、0.5以下を目指しましょう!!

 

まとめ

ぜひ、皆さんも「暖かい家」建てるために以下を目指しましょう!!

・断熱性能はUa値。目指すはHEAT20のG2グレード!!
・気密はC値。目指すは0.5以下!!
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